鬼滅の刃時透無一郎の死亡シーンが衝撃!最後は何巻何話?

先日無事に完結を迎えた『鬼滅の刃』。

4年間の連載で敵味方問わず、大勢の者が命を落とすこととなりましたね。

人気の高いキャラも何人も悲しい最後を迎えてしまい、ショックだった読者もたくさんいるでしょう。

その中に霞柱・時透無一郎もいました

印象的な死亡シーンが多い『鬼滅の刃』で、彼の最後は果たしてどんなものだったのか?

というわけで今回は時透無一郎の死亡シーンについて見ていきます!

 

時透無一郎の死因は?誰が殺したの?

14歳の時透は作中で唯一主人公・炭治郎よりも幼い鬼殺隊員です。

他の隊員に敬語の多い炭治郎が、同期以外で唯一「時透君」とタメ口で話していたのが印象的ですね。

ところが柱なだけあってその実力は折り紙付き、作中ではほぼ単独で上弦の鬼を倒して見せました。

これは天賦の才に加え血の滲むような鍛錬を重ね、刀を持ってわずか2ヶ月で柱となった驚異的な実績が背景にあります。

もはや並みの鬼や剣士では到底かなわない領域でしょう。

そんな彼の死亡シーンは最終章の『無限城決戦編』、十二鬼月・黒死牟との戦いにあります。

詳しく見ていきましょう。

 

時透無一郎死亡までの流れ

では、鬼舞辻無惨の根城『無限城』における、時透の最後の戦い。

その決着や、死亡シーンまでの流れを見てみましょう。

 

最強の鬼との遭遇

ついに無限城での戦いが始まり、辛くも次々と上弦の鬼を倒していく炭治郎たち鬼殺隊。

そんな中、時透は敵陣最強の鬼である上弦の壱・黒死牟と遭遇します。

元は鬼殺隊の剣士だった黒死牟は『呼吸』の剣技と血鬼術とを組み合わせた圧倒的な強さで、一瞬にして時透の片腕を切断

それでも怯むことなく反撃に出る時透を、今度は彼の日輪刀で柱に突き刺してしまいます

最初に死亡フラグと呼べるのはここでしょう。

時透自身、この傷の出血量では数時間で死ぬことを予期しており、「死ぬなら役に立って死ね」と自分に言い聞かせながら戦うなど、少なくとも物語の完結までは生き残れないだろうことは読者に予感させていました。

ここで様子を伺っていた玄弥が隙をついて発砲、ところが一瞬で背後をとられ、両腕、さらには胴体までをも両断されてしまいます。

しかし鬼食いで人間以上の生命力を有した彼は、身動きできずともすぐには絶命しません。

とどめを刺そうとする黒死牟ですが、玄弥の兄でもある風柱・不死川が乱入し、さらに岩柱・悲鳴嶼も参戦

加速する戦いの裏で、何も出来ず終いにはいくまいと時透はなんとか自力で刀を抜き、玄弥の回復を助け、「最期まで戦おう」と共に援に向かうのでした。

 

反撃と覚醒

中々劣勢が覆せないものの、不死川、悲鳴嶼の連携で徐々に押し返せているかのように見えたその時。

突如として黒死牟はその刀を巨大化させ、威力・間合い・速度全てが飛躍的に伸びた斬撃を繰り出してきます。

ほんの数瞬前とは比べ物にならない猛攻は、手練れの柱2人が近付けないどころか避けることだけに集中せざるを得ないほど。

かわし切れずに傷を負い、膝をつく不死川をさらなる斬撃が襲いますが、合流した時透が間一髪で助けます。

ところが3人になったところで戦況が変わるわけでもなく、そもそも自分には時間がないことを理解していた時透は仲間たちの勝利のため、捨て身の覚悟です。

敵の動きを止めることを己の役目と決めた、そんな彼の意図に気付いた悲鳴嶼と不死川も動きを合わせ、決死の攻撃で初めて致命傷を負わせることに成功。

一瞬の隙を突いた時透は片足を失いながらも、敵の体にしっかりと日輪刀を突き刺します。

なおこの時確実な描写はありませんが、黒死牟は時透の動きを見て『透き通る世界』に入っているのではと推測していました。

さらにこれを合図に、「自分ごと撃て」と予め伝えていた玄弥が発砲、かわす余裕のない黒死牟は刀ではじくも、その弾はまるで生き物のように軌道を曲げて命中したのです。

 

赫灼の刃

黒死牟の髪や肉を喰らい、回復どころか姿が変貌するほどに鬼化が進んだ玄弥は、なんと血鬼術で敵を固定します。

すかさず敵の頚(くび)を狙う不死川と悲鳴嶼ですが、ここでまたしても黒死牟が豹変。

全身から刃を出して不死川たちを押し返し、玄弥の術をほどき、さらには時透と玄弥の体を両断してしまいました

死亡が決定的となったと言えるのはこのシーンです。

過去には宇髄のように死の直前で助かる場合もあったため、中には「もしかしたら…」とわずかな期待を抱く読者もいたかもしれませんが、その期待が完全に否定された瞬間とも言えるでしょう。

胴体を失い薄れゆく意識の中で、しかし決して刀を離さず、時透は仲間たちを生かす道を必死で探します。

まだ無惨が残ってる。ここで全員死なせるわけにはいかない。

再び構える敵を前に緊張と興奮がピークに達した瞬間、握った刀が赤く変色し、同時に黒死牟は内臓を灼かれるかのような激痛に襲われます。

かつての『始まりの呼吸の剣士』も使ったとされる赫灼の刃は、触れるだけで鬼にダメージを与え、さらにはその再生力すらも阻害する力を発揮するのです。

奇しくもその剣士の血縁に当たる時透に続き、不死川と悲鳴嶼も赫刀を発現。

さらに玄弥も再び血鬼術を発動させ、4人の猛攻でついに黒死牟の頚が切り落とされました

 

最後の瞬間

頚を切られ崩れるはずだった黒死牟ですが、ここにきてさらなる覚醒を見せ、出血を瞬時に止めてしまいます。

続けて時透の右腕を切断して赫刀を抜き、なんと頭部を再生し始めたのです。

断定は難しいですが、ここで地面に落ちた時には時透はすでに死亡していると思われます。

腕を切られる直前までははっきり意識があるものの、切断後は決着まで表情が一切描かれなくなり、落ちた瞬間もその後も何の反応も見せません。

それまであったモノローグすら使われなくなっているため、この瞬間に亡くなったのではと考えられます。

残された仲間の前には醜く変貌し、正真正銘の怪物と成り果てた黒死牟の姿が。

頚の弱点を克服され絶体絶命と思えた次の瞬間、自らに疑問を抱いてしまった黒死牟は時透に刺された場所から崩れ始めます。

その隙を見逃さなかった不死川、悲鳴嶼によってさらに体を破壊され、再生もできなくなった黒死牟は、ついに塵となって消えたのでした。

 

兄との再会

辛くも勝利した鬼殺隊。悲鳴嶼は時透の亡骸に自分の羽織をかけ、「勝てたのはお前たちのお陰だ」と心からの感謝を述べます。

さらに若い身で最後まで立派に戦ったことへの尊敬の意を示し、必ず無惨を倒すこと、安心して眠ってほしいことを伝え、そっとその目を瞑らせました。

次に目を開いた時透が見たのは、3年前に死に別れた双子の兄・有一郎の姿です。

「戻れ、こっちに来るな」と叫ぶ兄に、時透は叱られる意味が分からず涙をこぼします。

自分は頑張ったのに、なぜ褒めてくれないのかと。

お前は逃げればよかったんだ、こんなところで死んでも無駄死にだと叫び続ける有一郎

それに対し時透は、自分は家族と暮らして幸せだったこと、辛いこともあったけど仲間ができて楽しかったこと、そして何より幸せだと感じた瞬間が数え切れないほどあったことを、涙ながらに伝えます。

自分は逃げなかったし、仲間を守って死んだことに悔いはない、無駄死になんて言わないでほしいと。

分かってる、と同じく泣きながら謝る有一郎は、それでも時透にだけは死んでほしくなかったことを伝え、弟の体を抱きしめるのでした。

 

時透無一郎の死亡シーンを読んでの感想

『鬼滅の刃』の特徴として、直前のエピソードまでフラグと呼べるほど大きな伏線は特になく、突如として死亡シーンが訪れる作風があります。

確かに全勢力がぶつかり合う最終決戦であること、直前の戦闘で主人公と交流の深い重要人物が戦死していることから、もはや誰が死んでもおかしくはない状況ではあったと言えるでしょう。

それでもやはりキャラごとに明確なフラグはその時までが来るまでほとんどなく、時透の死が予想できたかと言われるとそうではありません。

ましてやあれほどに体を刻まれ、最年少でありながらある意味最も悲惨だったこの死亡シーンは多くの読者に衝撃を与えたことでしょう。

読んでいて本当に辛かったですし、最後の兄とのやりとりも色々と込み上げてきますね。

なお彼の直接的な死因は全身の傷ですが、黒死牟に対する【敗因】はその若さだったと言えます。

加勢に来た不死川は、敵の不規則な攻撃を「長い経験からの感覚がなければ避け切れない」「時透がやられるのも無理はない」と評していて、黒死牟も度々時透の年齢に触れるような発言をしていますよね。

幼くして日輪等も無しに鬼を倒し、驚くべき速さで柱へと出世した彼ですが、どうやらこの戦いではその経験の浅さが仇となってしまったようです。

 

時透無一郎の死亡シーンは何巻何話?

時透の最後の戦いは19巻から収録されており、2020年6月現在単行本ではまだ完結しておりません

現在発売されているものでは黒死牟と遭遇し戦闘が始まったのが19巻164〜165話、上記の亡くなった瞬間と思われるのが20巻176話です。

そして決着、死亡シーン後の兄との再会は21巻179話として収録予定です。

楽しみに待ちましょう!

 

まとめ

というわけで今回は時透無一郎の死亡シーンについて語ってみました!

作中の活躍を見ると紛れもない【天才】だった彼ですが、この戦いでは早々に致命傷を食らってしまい、最後まで「役に立てないまま死ぬ」ことを危惧していましたね。

けれど彼は柱の中では最も早く『痣』を発現させ、さらにはその条件やメカニズムを1人で分析し、その情報は最終戦へ向けた鬼殺隊の大きな基盤の一つとなっています。

さらには戦いの最中、同じく柱では初めて赫刀を見せ、後の無惨戦ではそれをヒントに他の柱が赫刀の発現に成功しています。

時透がいたからこそ柱稽古が行われ、痣者が増え、柱以外の全体の戦力も上がった。

そして時透がいたからこそ誰でも赫刀を使えることが証明され、刃を赫くする者が増えた。

そう考えると、この最終決戦の影の功労者は彼なのかもしれません。

大きな才能とそれを使いこなすための努力ができ、冷静な思考と仲間を想う信念までも併せ持った彼は、やはり未来ある有望な剣士だったと言えるでしょう。

早くに散ってしまいましたが、本人の評価とは裏腹に、仲間の勝利に大きく貢献していましたね!

おかげで勝てたよ!ありがとう時透くん!

 

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